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8 「韓国 出張」事情

 もっとも、その割には、キーセン外交の昔から、現在のいわゆる韓国デリヘル嬢に至るまで、売春婦になるコリアン女性は後を絶ちません。

「韓国 出張」で検索すると、その実態は如実に分かります。

 以下、そのことを明確に示す、韓国中央日報の記事です。

――「買春売春市場の規模、年間26兆ウォン」2003年2月6日 [中央日報/中央日報日本語版]
 政府が行った調査のまとめによると、韓国の買春売春産業は年間26兆ウォン(約2兆6000億円)台の規模であり、買春売買産業(原文ママ)の専業女性がおよそ26万人にのぼる。
26兆ウォンにのぼる買春売買産業の規模は、2001年の国内総生産(GDP)545兆ウォン(約55兆円)に比べるとき、その5%にあたる。また、専業女性数およそ26万人は、満20歳から34歳までの女性(2002年、統計庁)人口の4%にのぼる。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=37216&servcode=400&sectcode=400――

 2002年の話ではありますが、国内総生産の5パーセントが売春業とは、恐れ入ります。
 一方で、日本の慰安婦を問題にしながら、自国がこれでは示しがつきません。そこで、空想的(妄想的?)理想主義者であった、盧武鉉前大統領が、売春防止法を施行します。2004年のことです。
 しかし、集娼村、(通称588・オ パルパルのことでしょうか?)と呼ばれる、娼婦街の売春婦は減ったものの、売春婦たちは、単に他の地域に移っただけでした。経済も、地下に潜って闇経済となりました。
 ですから、最近の統計では、売春業の国内総生産に対するパーセンテージは、表向きは低くなっているようです。でも、地下に潜った分、実態は、より恐ろしいものになっていると想像されます。
 売春婦たちは、外国に流出した例も多いそうです。
 しかも、2007年には、売春婦たち3000人が、生存権として、売春をさせろと要求するデモまで起こしています。今年、2011年にも、同じようなデモが複数回起こっています。この文章を書いている、2011年9月22日にも起きたそうです。
 こういう話を挙げ出すと、もうきりがありません。
 例えば、中朝国境地帯では、今も貧しい朝鮮人が売春を行い、親に売春婦として売られています。このことは、テレビなどでも盛んに報道されています。
 金両基は、こういう風習も、日帝が持ち込んだ悪習だ、と言い張るつもりなのでしょうか。
 と言うのも、「海峡は越えられるか」p90〜91で、金両基は、次のような発言をしているのです。

――(前略)売春を日本の遊郭の次元で理解できる(朝鮮人の)婦女たちはいません。親孝行のために遊郭に身売りする常識は通じません。むしろ売春は親不孝として非難された社会です。日本の社会認識をもって韓国社会を語ってはいけません。危険です。(中略)
 キーセンは昔からありましたが、あれは遊郭とは違います。――

 いやはや、すると、今まで見てきた韓国の売春天国ぶりは、日帝による支配で根付いたものだ、とでも言うつもりなんでしょうか。
 1960年代から行われた、朴正煕大統領の、いわゆるキーセン外交は、よく知られています。
 要するに、売春で外貨を稼ぐ政策のことですね。
 最近出たハンギョレ新聞に、こんな話が載っています。

――(前略)1960年代に登場したパク・チョンヒ政権は革命公約≠ナ売春取り締まりを強化すると公言した。1961年に制定された売春行為等防止法≠ヘ新しい政権の意志を示した。二十一条からなる売春行為防止法は国家の売春禁止原則を再確認したものだった。しかし翌年6月、保健社会部は全国百四カ所に売春を許容する特定地域≠設置し、その内九カ所をソウルに割り当てたと発表した。一つの口から二つの言葉は簡単に出てきた。(後略)――
 ソース[ハンギョレ二一 2011年11月28日第887号] 大韓民国政府が抱え主だった。(韓国語)
http://h21.hani.co.kr/arti/cover/cover_general/30838.html
(ソースにいって、右クリックして翻訳を選ぶと翻訳されます)。

 1945年の日本敗戦以後、1960年まで、わずか15年で、韓国人の倫理意識はそこまで堕落したとでもいうのでしょうか。
 笑わせるのも、いい加減にしてもらいたいものです。
 ちょっと話が脱線しました。
 河野洋平は、なにしろ台風で自分が搭乗している飛行機が台湾に緊急着陸した際に、中共(共産中国)の面子を潰していけないと、台湾の地を踏まないように飛行機から降りなかった、というほどのバカボンボンです。おまけに、そのことを中共幹部に自慢し嘲笑われた、という情けない男です。
 泣き喚きながら、嘘の供述を重ねる老女たちに囲まれて、手もなく、騙されたのでしょう。
 こんなことで国益を失うのですから、全くバカバカしい話です。


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