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18 スピノザ、ハングル板のコテハンに出世する

 さて、そこで、スピノザは、宣言どおりハングル板にスレッドを立てました。
【さすが】金両基と中公文庫【卑怯者】というスレッドです。
 内容は、主に「海峡は越えられるか」をテキストにして、その金両基発言のソースの甘さ、破綻した論理に一行一行突っ込む、というものでした。
 最初は、誰にも顧みられず、せいぜい1スレッドの途中で終わるだろう、と思っていました。
 でも、これが無名の田舎者である自分に出来る精一杯の抵抗だ、と思っていました。
 あに図らんや、意外にも喜んで読んでくださる方がたくさんいらっしゃって、スレッドも盛況となり、3スレッド目の半ばまで続く、という望外の展開になりました。
 ところが、ここに来てスピノザのうつ病が悪化してきました。
 やはり、文章を書くのにかなり無理をしていたのですね。おまけに突っ込む対象の金両基が、いかにも朝鮮民族らしいワンパターンな思考様式をしているので、突っ込む方もマンネリ化してしまうのですね。モチベーションが下がること、おびただしい。
 それで、3スレッド目半ばにして、スレッド住民の皆様の許しを得て引退したと、こういうわけです。
 実は、このスレッドで、スピノザは百済から王仁が漢字を伝えたなら、漢字の読みに「呉音」「漢音」の古層に「百済音」とでもいうべき読みがあるはずだ。それがないということは、王仁が、最初に漢字を伝えたという説は誤りだ、という推理を披露して悦に入っていたことがあります。
 ところが、さすがにハングル板は奥が深い。
 すかさず、さる有名コテハン(固定ハンドル・ネームの略)の方から、対馬を通って伝わった百済系と思われ読みがある。「対馬音」と称される。呉音の古層である、という突っ込みが入ったのです。日本に不利なことでも、正しいことは正しいという姿勢ですね。
 もちろん、謹んでスピノザの推理は撤回しました。
 ことほど左様に、ハングル板住民の知識、知性はレベルが高いのです。
 それにしても、こういうコリアンの卑怯な態度というものはDNAにでも刻み込まれているのでしょうか。
「国定韓国中学校歴史教科書」には、次のような信じられない事例が載っています。p132です。

――(契丹の)第二次侵入は顕宗のときであった。(中略)この時開京(高麗の首都、今の開城)は陥落したが、楊規が率いる高麗軍は講和を結んで引きあげていく契丹軍を大いに撃破した。――( )はスピノザ。

 おやおや。これはどうしたことでしょう?
 だって、講和を結んで引き上げていく敵軍を、追いかけていって騙し討ちにした。それを、堂々と、自慢げに教科書≠ノ載せているんですよ。
 また、こんな例もあるようです。「韓国人がタブーにする韓国経済の真実」室谷克美・三橋貴明著・PHP研究所p73

――「室谷」 朝鮮史に関する書籍をさまざま読んでみると、こういった例がたくさんあります。たとえば高句麗の将軍だった乙支文徳(ウルチムンドク)は、懲罰のため侵入してきた隋の大軍を撃破するのですが、それは卑怯な戦術によりました。隋軍に降伏を申し入れ、隋軍が撤退に入り川を渡ろうとしているところを背後から総攻撃をかけたのです。――

 いやはや、こんなのばっかりです。
 少なくとも、スピノザの感性では、これは受け入れられません。
 単なる、卑怯者です。
 でも、ウリナラでは、これは知謀の勝利とされているんですね。ふざけた話です。
 コリアンというのは、一日に一度卑怯な振る舞いをしないと、死んでしまう病気にでもかかっているのでしょうか?

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