1 徴用たったの245人
さて、こうして、いわゆる「従軍慰安婦の強制連行」については、そんな事実はなかった、とスピノザは確信するようになりました。
あった≠ニする人たちは、誰一人として満足な一次資料を出せませんでした。
もちろん、幼女誘拐強姦≠ニしての女子挺身隊、などというのは、反日のネタなら、どんなものにでも飛びつくコリアンの嘘、捏造、悪質なデマだ、ということも明らかだと思いました。(ただし、発信源は良心的な£ゥ日新聞です)。
では、いわゆる「朝鮮人強制連行」についてはどうでしょう?
こちらは、確かに日本で亡くなった朝鮮人はたくさんいます。その史跡もあります。
では、彼らは、いわゆる強制連行≠されて、日本にやってきたのでしょうか? 今日本にいる在日コリアンの大多数が、強制連行されてきたというのは、本当でしょうか?
平和に畑を耕していたら、いきなり兵隊に銃剣で脅され、トラックに投げ込まれる。そして、釜山の港から、船底に押し込められて強制連行される。これが、標準的な在日一世が描くストーリーです。そんなことが、本当にあったのでしょうか?
金両基も言っています。「海峡は越えられるか」p227です。
「(前略)やがて徴用という名の強制連行が始まる。それこそ田畑で働いている人をトラックに積んで連れていってしまったわけです」
さて、嘘つき・卑怯者の金両基の言うことは、信じられるのでしょうか?
ここで、先ほど書いた、スピノザが川崎市の高校に勤めていたときの不良生徒の疑問を思い出してください。
「先生、畑で働いていたところを無理矢理連れられてきたんなら、なんで戦争が終わったらすぐ帰らなかったんや」
という疑問です。
この疑問が発されたときは、まだ無知だったスピノザは、絶句しながらも何とかごまかして授業を続けました。
で、今は、もうこの問題は終わったと思っています。
なぜなら、今、日本に残っている在日コリアンで、強制連行で連れて来られた者はほぼいない、という動かぬ証拠があるからです。
それは、昭和34年7月13日付けの、朝日新聞報道です。(写真3)
(写真3)
これには、戦後まもなく、日本に居住していた在日コリアンは、約61万人。そのうち、徴用で来た者は245人で、残りは自由意志で来た者、と書いてあります。これは、当時の政府の公式見解でもあります。
強制§A行、というからには、軍隊なり、警察なりの強制力を伴った公権力が介在していたでしょう。となれば、連行を強制できるだけの法律がなければなりません。法律なしに、官僚は動きませんから。
そして、軍隊も警察も、まごう事なき官僚です。法律なしで、勝手なことをしていれば、B・C級戦犯として裁かれていたはずです。
当時、法律的に民間人に、そういうことを強制できるのは、徴兵と徴用だけだったはずです。ですから、いわゆる強制連行されてきたのは、徴用で動員された者だけ、ということになります。
金両基も言っていますね。徴用という名の強制連行、と。