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12 特別永住資格

 当初は、この特別永住資格は在日一世とその子=二世にだけ適用されるはずでした。(ここでは、在日コリアンについてだけ書きます。在日台湾人は少数派ですから)。
 在日コリアンは、遅かれ早かれ、その母国に帰ると思われ、またコリアンたち自らもそう宣言していました。
(在日一世たちは、いずれこの国、日本からは出て行くのだから、と年金の掛け金を払いませんでした。ですから、年金を受給する資格がないのは、当然のことです。差別でも、なんでもありません)。
 しかし、朝鮮戦争などの勃発により、コリアンは帰国するどころか、前述のように密航してでも日本に来るようになってしまったのです。
 以下、その実態の一端です。

――『産経新聞』1950年6月28日には、
「終戦後、我国に不法入国した朝鮮人の総延人員は約20万から40万と推定され、在日朝鮮人推定80万人の中の半分をしめている」 また『朝日新聞』1955年8月18日
「65万人(警視庁公安三課調べ)の在日朝鮮人のうち密入国者が10万人を超えているといわれ……(後略)」
 さらに『朝日新聞』1959年6月16日
「密入出国をしたまま登録をしていない朝鮮人がかなりいると見られているが、警視庁は約20万人ともいわれ、実際どのくらいいるかの見方はマチマチだ」――

 要するに、密入国者の実態は分からないのですね。この後、さらにベトナム戦争の時も、徴兵逃れで日本に密入国した者が多くいたようです。
 で、いつものごとく温情主義の日本は、なし崩しに在日二世以降の子孫にも特別永住資格を与えてしまったのです。おまけに、密航などによって、日本に入国した難民にまで、どさくさに紛れにその資格を与えてしまいました。
 そのため、今や在日四世や、在日五世などという訳の分からない存在まで出始めています。帰化したくても帰化できない密入国者の特別永住者も、相当数に上ると推測されます。(犯罪者は、一応帰化できないことになっています)。
 帰国もしない。帰化もしない。外国人なのに、子々孫々まで日本に居座るつもり満々の、鵺のような存在。それが在日コリアンです。
 ですから、帰化もしないのに、参政権だけ求める、などという頓珍漢なことになります。
 また、そもそも年金の掛け金を払っていないにも関わらず、今になって年金をよこせと言い出す始末。
 まことに、困ったもんなのです。
 とにかく、在日一世の子孫に生まれれば、外国籍のまま日本の永住資格が得られる。
 他の外国人の一般永住者に比べると、夢のような特権です。
 落ちぶれたりとはいえども、日本は、世界第三位の経済大国で、住みやすさはトップクラスです。綺麗な空気と飲める水、そして安全がほぼ無料、という国はそう多くはありません。
 その永住資格なら、みんな喉から手が出るほど欲しいわけです。
 コリアンではない、普通の外国人の一般永住者は、素行が善良であること、独立して生計が立てられることなどの条件を満たしていなければ、永住資格を獲得できません。(出入国管理及び難民認定法第22条2項)。
 しかし、コリアンには、そんな縛りはありません。事実、独立して生計を立てるどころか、コリアンの生活保護受給者は、異様に多いのです。
 そんな永住資格を、ただ同然で手に入れられるのですから、むしろ他の外国人に対する、一種の差別≠ナはないかとさえ思われます。
 さて、戦後の混乱期、在日コリアンが、三国人を自称して暴れ回ってきたことはご理解いただけたと思います。
 ここまで来て、不思議な資料を見つけました。姜尚中著「日朝関係の克服」p71〜72です。日本赤十字の非公式な文書(「在日朝鮮人帰国問題の真相」一九五六年)だそうです。

――朝鮮人の場合は、今迄とは打って変わり、戦勝国民となり、治外法権が認められた。それが彼らにとり、どんなに気持ちよかったかは想像にかたくない。単に精神面に於いてのみならず、物質面に於いても、彼等は日本人が住む家なく、着るに衣なく、飢餓にあえいでいる最中、その特権を利用してあらゆるボロ儲けをすることが出来た。換言すれば朝鮮人にとっては、今迄地獄だった日本が突然天国になったようなものである。――

 ま、姜尚中が、コリアンに不利益になるようなことを書くはずがありませんから、確かなソースなんでしょう。
 姜尚中によると「差別的な偏見」のある記述だそうですが、どの辺が差別なのか、さっぱり見当がつきません。
 どうも、コリアンは、一度差別≠ニか、レイシズム≠ニか言ってしまうと、そこで思考停止するようです。


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