２７ 近代化の主体思想
それは確かに、日本の統治によって古来の村落共同体が破壊された、といった事実はあったと思います。
近代的所有観念の無かったところに、近代的な「土地調査事業」を行えば、切り捨てられる部分は当然出てきます。
でも、これは近代化の過程で、どこの国でも必然的に起こる事象なんですね。世界史を勉強していれば、こんな事例はいくらでも出てきます。
近代化の主体が、例え大韓帝国だったとしても、これは必ず起こる。だから「責任の一つの取り方」なんて言われても、苦笑するしかない。
在日コリアンに、韓国に帰っていただく、というのも「責任の一つの取り方」なんでしょうか？
そういう責任なら、是非とりたい。
では、村落共同体からはじき出されたものはどうするか？
この際、行くべき日本があったのは、むしろ朝鮮農民にとって幸いだったと思いますよ。アイルランド人なんて、飢餓から逃れるために、はるばるとアメリカまで渡りましたから。
こんなこと書いていたら、またしても聯合ニュース、というか韓国政府がリアルタイムで自爆しました。今は２０１１年１０月１１日です。
――戦時中の厚生年金記録 韓国政府が日本から入手
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/10/11/0200000000AJP20111011002500882.HTML
【ソウル聯合ニュース】太平洋戦争当時、日本の厚生年金に加入した強制徴用被害者のうち、９割近くが脱退手当の支給を受けていないことが確認された。（大幅に後略）――
で、このニュースを紹介した、２ちゃんねるのレスに対する反応が、これ。
――ほほう…厚生年金に加入できる「強制動員」となｗｗｗ――
（スピノザ注。ｗはｗａｒａｕの頭文字。笑、と同じ使われ方をします）。
まあ、これは２ちゃんねらーでなくても、苦笑してしまいますね。〝厚生年金〟に加入できた黒人奴隷なんて、聞いたこともない。
ま、こうして２ちゃんねるなんかを見ていても、やはり「強制連行」神話が、分が悪くなっているのは否めないと思います。
それでも、簡単には反省しない。悪あがきをする在日コリアンは、たくさんいます。朴一とか金明秀とか、河信基なんかですね。もちろん、徐京植や金両基も反省していない部類でしょう。
正直、みっともないことこの上ない。
次の章では、朝鮮民族独特の、こうした〝心のありよう〟に触れてみます。