４ 人治国家ウリナラ
人治国家と言えば、韓国の恣意的な法律解釈、それどころか恣意的な法律の立法が、よく槍玉に挙げられます。
一番有名なのは、盧武鉉政権時代に成立した、いわゆる「親日反民族特別法」正式名称は、「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」というものです。
正式名称から「親日」が除かれたのは、やはり、いくら何でも外交的にまずかろう、ということのようです。
これは、いわゆる「日帝強占期」に、日本に協力していた者、例えば警官とか、少尉以上の軍人とか、東洋拓殖会社などの幹部とか、そういった人たちを民族に対する反逆者、「親日派（チン イルパ）」として裁くという法律です。
裁くというのは、要するに親日派の財産を没収して、国庫に納めるということです。
つまり、２００４年に成立、公布された法律で、１９０４年の日露開戦から１９４５年の日本敗戦までの期間に行われた、日本への協力行為を裁こうというわけです。
まさに、近代法ではやってはいけないとされる「遡及法」そのものですね。
法律なんて、どうでもいいんですね。
李氏朝鮮の両班たちも、こういう不法行為を行っていたわけです。
もうね、財産権もへったくれもあったもんじゃありません。
２ちゃんねる、特にハングル板では、この法律が韓国国会に上程された頃から、
「親日法」
と呼ばれて愛され、親しまれてきました。
ああ、また韓国人は、馬鹿なことをやっているなあ、という、生暖かい親愛の情です。
さっき、呉善花さんが言っていましたね。
「（韓国人が目的とする）もうひとつは権力である。権力があれば経済的な問題も解決されるし、お金持ちよりもさらに恰好がよい」と。
要するに、「権力」さえあれば、まさに何をやってもいい。許される、ということです。
こういう、権力に依存する人治国家だからでしょうか。コリアンは、身分の上下、年の差の上下などに、異様に拘ります。
金両基が、スピノザが高校の教師であるかどうかに、〝変質者〟のように拘ったことを思い出してください。
コリアンにとっては、人格よりも、肩書きが重要なのです。
この問題の根底には、朝鮮朱子学があると思います。