7 嘘をつきたい韓国人
ここで注目していただきたいのは、韓国人、と言うよりコリアン全体が、嘘をつくことに対する禁忌の念が、日本人には想像も出来ないほど薄い=Aということです。
全く抵抗なく、するっと嘘が口から出てくるのですね。
スピノザの生徒にもいました。韓国からの留学生ですが、本当に前後が矛盾する嘘を平気でつくのです。
しかも、その際、日本人の生徒のように挙動不審にならない。正々堂々たる態度で、真っ向からバレバレの嘘をつくのです。日本人の生徒の嘘とは、明らかに質が違いました。(嘘をついている日本人の生徒は、普通はまず見当がつきます。目が泳いだりして、落ち着かない。カマをかけると、まず落ちます)。その点、この韓国人の生徒は、自分の発言の矛盾をつかれてもヘッチャラなのです。不思議な人たちです。
その証拠が以下。
2010年2月2日、朝鮮日報 「『偽証天国』からの脱却には司法妨害罪の導入を」(さすがにリンクが切れているようです。でも、確かにスピノザも読んでいます)。
――韓国は法廷で虚偽の証言をする偽証や、他人によるうその告訴・告発により、いわれのない事件に巻き込まれるケースが世界で最も多い。2007年に日本では偽証罪で1388が立件され、9人が起訴されたが、韓国では3533人が立件され、1544人が起訴された。虚偽告訴罪も、日本は133人の立件に起訴が10人だったが、韓国は立件が4580人、起訴が2171人だった。起訴された人数を基準にすると、偽証罪は日本の171倍、虚偽告訴罪は217倍だ。日本は人口が韓国のほぼ2.5倍であることを考えると、実際は偽証罪が427倍、虚偽告訴罪は543倍に達する。
(中略)
時に「息を吐くようにうそをつく」などといわれるような社会の雰囲気を作り上げているのだ。――
偽証や冤罪が、世界で最も多いというのですね。
法廷における、罪に問われる偽証でこの体たらくですから、当然、普段の生活では、本当に息を吐くように嘘をつくのです。
その辺は、前述した呉善花さんなどの著作や、黒田勝弘氏など、その他の韓国本に譲ります。例は、いくらでも載っていますから。
でも、まあ、最近読んだ一例だけ挙げます。あまりにも面白かったので。「SAPIO」2011年10月5日号からです。p11のコラムです。
――鬱陵島には韓国唯一の領土博物館「独島博物館」がある。この博物館には驚くべき展示物がある。
その一つは、入り口を入ったところにある「于山島=独島」をアピールするレリーフだ。
レリーフには朝鮮最古の地図「八道之図(八道総図)」を元に、それぞれの島の位置関係が示されている。
「左(西)に鬱陵島、右(東)に于山島」で、その間の距離は八七、四kmとあるが、本物の「八道之図」にはレリーフとは逆に「左に于山島、右に鬱陵島」と記されているのだ。
「于山島=独島」とするための意図的な資料改竄だ。
実際、博物館の外にある石碑には正確な「八道之図」が刻まれている。
つまり博物館の内と外とで矛盾する地図を堂々と展示しているのである。ちなみにこの石碑は対馬まで韓国領だと主張している――
どうでしょう。同じ博物館の建物の内と外で、矛盾するものを展示していても、ケンチャナヨ(気にしない)なのです。
当然、石碑の方が正しいわけですが、気にしない。
嘘をつくぐらい、気にしない気にしない。
ちょっと、頭を抱えるしかありません。
ハングル板の、某有名コテハンは、こう言います。
――自分が「判らない/知らない」ということを、他人に知られるのが苦痛なんじゃよ。
だからを道を知らなくても、聞かれれば意地でも教えようとする。
それが大嘘でも。
テスト前、ニダー留学生同士が、さも「それについては任せて!」みたいな顔しながら、互いに大嘘を教え合っている微笑ましい光景を何度も目にしたものニダ。――(ニダーというのは、韓国語の特徴的な語尾をもじった、コリアンの愛称です)。
この、道を聞かれたら、知らなくても自信満々に嘘を教える、という話は有名で、スピノザも何冊もの本で読みました。
こんな訳ですから、元慰安婦と自称する老女たちは、多分に嘘を交えて、自らの不幸な人生について滔々と河野洋平に語ったのだと思います。
不幸を自慢して恨を解くことは、韓国人女性にとっては善≠ナすから。罪悪感は、全くなかったと思います。
問題なのは、この時の自称元慰安婦たちに対する聞き取り調査の資料が、2012年現在、今に至るまで公開されていないということです。
老女たちは、凄惨な人生について、泣き喚きながら訴えたことでしょう。
何せ、韓国では一度売春婦に身を落とした女性は、それは凄絶な差別をされるそうですから。
しかも、ただの売春婦ではない。憎き日帝に身を売った売国奴ですからね。