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20 またしても、日帝の収奪

 さて、それでは、朝鮮総督府の土地調査事業で、国土の40パーセントを強奪された、というのは本当でしょうか?
 以下、中川八洋著「歴史を偽造する韓国」p76から。

――(前略)1919年、測量されて所有地が確定した面積は、487万町。うち水田・畑が433万町。土地所有者は350万人と確定された。この所有者のほぼすべてが朝鮮人である。日本は土地の没収は全くしていない。――

 ということなんですね。
「日本人は土地の没収は全くしていない」
 さらに、李氏朝鮮では、土地の、

――所有権の概念があいまいなために、土地をめぐる争いが絶えませんでした。そこで朝鮮総督府は1910年から8年かけ、近代的測量技術を使って土地測量を行いました――
(「歴史通」ワック・2011年11月号p71の松木国俊氏論文)

 この、「近代的測量技術」というところがポイントですね。
 これ、試験に出ますよ。(笑)
 これで、前近代的な土地争いがなくなった。もちろん、土地の所有者が確定すれば、一方でそこが自分の土地だと誤って思い込んでいた人は失意に沈みます。
 でも、それはしょうがないことですね。間違って、他人の土地を、自分のものだと思い込んでいたわけですから。
 また、これらの確定した耕地のうち、1922年時点で日本の個人、法人が所有していたのは、わずかに6パーセントに過ぎません。(前掲松木論文p72)
 40パーセントなんて、とんでもない。
 ま、要するに、韓国の教科書に書いてあることは、全くの嘘、出鱈目、ということになります。


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